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【保存版】整骨院・鍼灸院・マッサージ院の開業手続きと必要設備のすべて

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2025.12.12

 

 

柔整施術所の開業ガイド|開設準備からICT導入・資金調達まで総まとめ

本記事では、整骨院・鍼灸院・マッサージ院など柔整施術所の開業に向けた 一連のプロセスを、行政手続き・資金調達・ICT導入・設備準備まで 包括的に解説します。

これから開業される先生方が、安心して準備を進められるよう、 必須となる届け出や最新制度(マイナンバー資格確認アプリ、労災指定等)も 分かりやすくまとめています。

1. 開業までの全体スケジュール

開業までの一般的な流れ

  • コンセプト策定・市場調査
  • 資金調達(金融機関・制度融資)
  • 物件選定・契約
  • 内装工事・インフラ整備
  • 医療機器・端末の選定・導入
  • 保健所・厚生局への各種届出
  • 広報・マーケティング準備
  • 開院・内覧会開催

2. 行政手続き|保健所・厚生局・共済組合・労災指定

保健所への開設届

開設にあたり、まず保健所へ「施術所開設届」の提出が必要です。 図面や設備構成など、求められる書類に不備が出やすいため、事前準備が重要です。

厚生局への保険取扱い申請

柔道整復・はりきゅう・あん摩マッサージ指圧の保険者請求を行うためには、 厚生局へ保険取扱いの申請が必要になります。

共済組合への申請

共済組合(各健保組合)への申請も、保険請求を行う上で欠かせません。

労災指定医療機関の申請

労災保険指定を取得しておくと、地域の労働者からの信頼性も高まり、 受傷時の受け入れ体制を示すことにもつながります。

3. ICT活用|マイナンバー資格確認アプリ導入と必要端末

マイナンバー資格確認アプリの導入

近年、施術所でもオンライン資格確認が求められる動きが進んでいます。 専用端末の導入やアプリ設定には、事前の申込と環境整備が必要です。

必要な端末・ネットワーク

  • 業務用PCまたはタブレット端末
  • レセコン対応機器、プリンター機器、カードリーダー等
  • 専用ルーター・セキュリティ設定
  • オンライン資格確認端末
ICT環境を整えることは、円滑な保険請求、患者データ管理、情報セキュリティ対策の観点で欠かせません。

4. 資金調達|公的制度融資と金融機関活用

開業資金には、内装工事、医療機器、広告費、運転資金など、多岐にわたる費用が必要です。 日本政策金融公庫の制度融資をはじめ、地域金融機関の開業支援プランなどを活用することで、 初期負担を軽減できます。

5. 開院に向けた広報|内覧会の実施と地域浸透

開院前の「内覧会」は、施術所の雰囲気を地域住民へ伝える絶好の機会です。 施術方針の説明や設備紹介を行うことで、初来院のハードルを下げる効果が期待できます。

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