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News & Topics【保存版】整骨院・鍼灸院・マッサージ院の開業手続きと必要設備のすべて
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柔整施術所の開業ガイド|開設準備からICT導入・資金調達まで総まとめ
本記事では、整骨院・鍼灸院・マッサージ院など柔整施術所の開業に向けた 一連のプロセスを、行政手続き・資金調達・ICT導入・設備準備まで 包括的に解説します。
これから開業される先生方が、安心して準備を進められるよう、 必須となる届け出や最新制度(マイナンバー資格確認アプリ、労災指定等)も 分かりやすくまとめています。
1. 開業までの全体スケジュール
開業までの一般的な流れ
- コンセプト策定・市場調査
- 資金調達(金融機関・制度融資)
- 物件選定・契約
- 内装工事・インフラ整備
- 医療機器・端末の選定・導入
- 保健所・厚生局への各種届出
- 広報・マーケティング準備
- 開院・内覧会開催
2. 行政手続き|保健所・厚生局・共済組合・労災指定
保健所への開設届
開設にあたり、まず保健所へ「施術所開設届」の提出が必要です。 図面や設備構成など、求められる書類に不備が出やすいため、事前準備が重要です。
厚生局への保険取扱い申請
柔道整復・はりきゅう・あん摩マッサージ指圧の保険者請求を行うためには、 厚生局へ保険取扱いの申請が必要になります。
共済組合への申請
共済組合(各健保組合)への申請も、保険請求を行う上で欠かせません。
労災指定医療機関の申請
労災保険指定を取得しておくと、地域の労働者からの信頼性も高まり、 受傷時の受け入れ体制を示すことにもつながります。
3. ICT活用|マイナンバー資格確認アプリ導入と必要端末
マイナンバー資格確認アプリの導入
近年、施術所でもオンライン資格確認が求められる動きが進んでいます。 専用端末の導入やアプリ設定には、事前の申込と環境整備が必要です。
必要な端末・ネットワーク
- 業務用PCまたはタブレット端末
- レセコン対応機器、プリンター機器、カードリーダー等
- 専用ルーター・セキュリティ設定
- オンライン資格確認端末
ICT環境を整えることは、円滑な保険請求、患者データ管理、情報セキュリティ対策の観点で欠かせません。
4. 資金調達|公的制度融資と金融機関活用
開業資金には、内装工事、医療機器、広告費、運転資金など、多岐にわたる費用が必要です。 日本政策金融公庫の制度融資をはじめ、地域金融機関の開業支援プランなどを活用することで、 初期負担を軽減できます。
5. 開院に向けた広報|内覧会の実施と地域浸透
開院前の「内覧会」は、施術所の雰囲気を地域住民へ伝える絶好の機会です。 施術方針の説明や設備紹介を行うことで、初来院のハードルを下げる効果が期待できます。
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